現在の山口県の位置にあり、萩藩を支える支藩で構成されている。
長州藩の藩主は、萩藩も支藩も毛利家である。
支藩も藩であることには変わらないため、幕府の家臣という位置付けではある。
支藩は、「長府藩」「徳山藩」「清末藩」「岩国藩」であるが、岩国藩だけは明治になてってから藩になった。
さらに、萩藩の中に格付けがある。
身分の順位
一門八家 > 一族 > 寄組 > 大組 > 遠近附 > 船手組 > 寺社組 > 無給通 > 徒士 > 三十人通 > その他家格
「※強い>弱い」
身分の簡単な説明
1、一門八家
毛利家と血縁関係があり、永代家老家を務める家系。
2、一族
岩国吉川家が一族にあたる。
3、寄組
重臣の家柄で、先祖が毛利家に尽くしたことを評価された家系。
清水家は、戦国武将清水宗治の功績が評価されたため寄組に所属した。
1~3は直接雇っている家臣を持っており、独自に編成した軍団を持つことを許されている。
4、大組
毛利家の直接の家臣団で形成された家系。
吉田松陰、毛利登人、桂小五郎、高杉晋作などがここに所属している。
※寺社組に久坂玄瑞が所属している。